登山口に向かう林道で鹿の群れに遭遇。
皆、急いで山へ逃げて行ったが、離れたところでじっと見つめる鹿を見つけた。
長老のような渋さと皇帝のような気品あふれる鹿だった。
間に合った!
かろうじて山頂が見えている。
雲に隠れていた朝日も出てきた。
じっと見つめていると雲海の息遣いが感じられた。少しづつ上昇しているようだった。
この朝陽、濃霧に阻まれて町には届いていないんだろうなぁと思った。
実際下山した時、町が山頂より肌寒かった。あれから2時間経つが、まだ町には陽の光は届いていない。
窓の外は曇り空。
4時間後のAM11時やっと本来の晴天が町に届いた。今日は秋晴れ!
午前6時、町は再び濃霧に包まれていた。
いつも町の向こうに見える山が濃霧で見えない。今日こそ雲海が見れるかも・・・急ごう。
山裾に行くにつれて、霧が薄くなってきた。
ヤバイ!
霧は時間が経つにつれ上へ上へと昇っていく。下手をすると霧と一緒に山に登って山頂でも霧に包まれかねない。
急いで山道を登っていると下山する山仲間に遭遇。「雲海が見れる?」と聞くと「急いで!」とのこと。
痩せる目的にはピッタリのスピードで山頂へと急いだ。
久しぶりに紅葉山へ行ってきました。
もうそろそろ紅葉しているのかなぁと期待を込めて行ってきましたが、まだまだでした。
11月10日~20日頃が一番の見ごろですが、11月を過ぎたあたりから一気に紅葉するのでしょうか。
日当たりの良い場所の木は少し赤くなってきました。
午前6時、町は濃霧に覆われていた。
登山口も幽玄な雰囲気で怖かった。
しかし山頂に近づくにつれて明るくなってきた。
山頂から見る景色は、いつもの町並ではなく真っ白なスクリーンを見ているようであった。