出荷場の風景です。向こうの窓際にトラックが入り、これらの出荷待ちの“すきまくん”たちを積んで今日も東京に出発します。毎週東京にはチャーターのトラックが3便コンスタントに出ています。製品在庫は実質ZEROでオーダーを受けてから生産しています。なので製品倉庫は基本的にありません。出荷場の製品たちも皆、行き先とお客様名が貼ってあり、出発を待っています。
写真下は出荷管理板で、1週間分の生産予定と出荷日が書かれていて、この管理版で運営されています。これも手作りで“すきまくん”のシルバー色で作りました。
10月の3S活動の掲示板です。すきまくんのオレンジのポリ板を使っているのでカラフルでしょう!製造工場で3S整理・整頓・清掃は基本中の基本です。乱雑な工場では決して良い商品は出来ないので、常に3Sを心がけています。例えば、清潔でないレストランやホテルに泊まりたくないのは皆同じですね。製品作りも同じ考えです。
常にきれいな工場を目指すために、気になる所は写真に撮って改善をしていきます。左写真のA4の紙に写真が2枚貼られていますが、上段がBefore、下段がAfterです。改善が終わると下段に写真を貼って成果を皆に見てもらいます。10月4日にスタートし全ての改善結果写真が出揃いました。
社員さん手作りのショールームには“F-GALLERY”の看板が掛っています。ヨーロッパの小さなお店をイメージしてつけました。“Since1946”は創業の年を表しています。このショールームをオープンして10年程経つのですが、向かいの畑のおじいさんが『フジイさんとこ、家具作ってたんか?』と驚いていたのが印象的です。スレートの工場は外から見るだけでは、何を作っているか地元の人達も知らなかったようです。会社のイメージアップに一役買っています。
家具製造に欠かせないのが縁貼りエッジ、切り口をきれいにテーピングする材料です。12色対応のすきまくんならではのカラフルな品揃えです。収納庫もカラフルでお洒落でしょう!社員さんの手作りです。みんな、職場が明るく作業しやすいように色々工夫を凝らしています。
すきまくんシューズボックス(ESK)も完成し、めでたく新発売となりました。メーカーの宿命で、1つ完成するとすぐ次の新製品開発に取り組みます。
家具は歌と同じでいかにヒットを飛ばすかにかかっています。ヒットは狙って生み出せるものではなく、真の需要を探し当てることが大事です。50%は市場調査で、あとの50%は勘です。
今日はデザイナーさんを交えて真剣な意見交換をしました。