「工場・会社」カテゴリーの記事一覧
大和ハウス工業は2月が最盛期
家具業界で1年で一番売り上げが落ちるのはニッパチ、すなわち2月と8月です。しかし取引している大手住宅メーカーでは3月と9月は決算月で、家の仕上がり間近に造り付家具を納入するメーカーとしては、2月と8月は最も忙しい時期になります。という訳で、工場内も大和ハウス工業へ出荷待ちする家具類が多数のパレットに積まれています。竜ヶ崎工場、栃木二宮工場、東北工場、新潟工場、三重工場、奈良工場、岡山工場そして九州工場へと運ばれていきます。どんな小さな製品も、どんな小さなキズも、ネジ1本に至るまで、全て完璧に納入しないと通用しない世界です。忘れたから後で送る・・・論理は通用しません。日本の多くのメーカーはこのような厳しい条件をクリアしながら生き残ってきました。しかし、その品質基準があったからこそ、今のフジイ、すきまくんの信用は積み上がってきたのだと思うと、感謝の気持ちで一杯になります。大和ハウスの製品を見るたびに初心に帰る思いです。
毎月1日は朝礼の日
いよいよ2月になりました。毎月1日は通常の朝礼の後、食堂に集まって、前月の報告、当月の目標などを発表する特別朝礼があります。写真は社員達の前で話をしている社長です。1月は生産本数も伸びて順調なスタートでした。1月の稼働日数22日の内、目標生産本数83本をクリアできた日が13日ありました!一流企業の足元にはまだまだ及ばない水準ですが、フジイらしく1歩1歩前進していきたいと思います。生産効率を上げることによって、“すきまくん”の価格を上げずに、より精密な部品に変えたり、使いやすいデザインに改良することによって、お客様に利益還元をしてきました。今後もすきまくんの成長ぶりから目を離せません。今年もいろいろ秘策を練っております。こうご期待を!
また製造部長からは生産途中で発生し、作り直しをする不良パネル数も減少に転じている報告があり更なるカイゼンの呼びかけがありました。不良パネルとは、少しの傷や加工のズレも見逃さず、厳しい基準で検査し、絶対にお客様には良い商品をお届けするという使命のもとに、部材を作り直すシステムです。検査基準もどんどん厳しくなり、増加傾向でしたが、社員一人一人の意識が高まり、検査に合格する部材の加工がより多く出来るようになってきた現れです。この調子で、2月も寒さを吹き飛ばして、生産に頑張るフジイです!
機械故障!すきまくん大ピンチ!!
昨日、始業開始後の午前9時頃、写真の自動ダボ打ち機が突然動かなくなった。全ての製品のダボ工程を一手に引き受けているので、工場の生産がストップの危機に!担当者が機械を復帰しようと何度も試みたがダメであった。頼みの綱の機械メーカーの専門家が来てくれず、本日出荷のトラック便をキャンセルするかどうかの判断も昼前ギリギリまで迫られた。緊急幹部会議で、手でダボを入れて何とか納期に間に合わそうという結論になった。写真は機械の横で手動でダボ打ちをしている女性作業員の姿である。今日は人員配置も変えて、緊急事態での生産となった。結局生産高は予定の63%に落ち込んだ。
4割の生産量の落ち込みのため、閑散とする出⇒荷待ち倉庫
【今朝9:30見事に機械が動き出しました!!】
良かった!良かった!これからみんなで頑張って生産量の落ち込み分取り戻すぞ!1月はフジイに土曜日の休みはありません。
東京の大雪ですきまくんも遅刻!?
営業部長が1月14日夜から東京へ出張しています。本日16日、17日の家具展示会に出展するためです。展示会用のすきまくんは12日(土)夕方トラックに積み込み15日早朝、展示会場に到着予定でしたが、大雪渋滞のため、着いたのはなんと15日午後2時頃でした。今日の展示会に間に合わせるためにその後の荷卸し、展示・・・は強行スケジュールが予想されましたが、多くの方々に手伝っていただいて助かりました。また展示会場で降ろした後、そのまま埼玉県越谷市の倉庫に受注分のすきまくんが運ばれる予定でしたが、15日中に浅草から越谷の移動が渋滞のために無理になりました。結局、1日遅れの今日16日の朝にすきまくん、やっと到着しました。各お店でお買い求めいただいたすきまくん、1日遅れで問屋の倉庫に到着しました。ヤマト宅急便でさえ、東京の荷物は確実に1日遅れます!とアナウンスされている緊急事態には‘すきまくん’も遅刻せざるを得ませんでした。
そういえば車のラジオで聞いた話に、全国卓球大会で使う、工場直送の新品卓球台が大雪渋滞のためトラックが間に合わず、開催が延期になったニュースが流れていました。テレビのニュースで見る雪の映像は山間部に暮らす私たちから見ればよくある風景ですが、都会では大ごとになるんだと実感しました。