応接間の絵
会社の事務所の応接間には木製パズルの絵が飾ってあります。淡路島から瀬戸内海に浮かぶ小豆島を題材にした絵です。一つ一つがバラバラになってパズルとして遊ぶことができます。4人の子供たちが描かれていますが、左の男の子は専務、右の男の子は営業部長がモデルです。22~23年前の作品です。時間の経つのは早いもので,今では会社の主力です。工場で頑張っている社員さんの半数以上もやはり同世代です。あの頃遊んでいた子供たちが今のすきまくんを作っているんですね。
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淡路島の西海岸は夕焼けがきれいで有名です。神戸の資産家の方が日本中の夕焼けを見た中で、ここの夕焼けに一番感動して近くにお城を建てたほどです。花とミルクとオレンジの島が当時のキャッチフレーズでした。後方に描かれているのはミカンです。
機械故障!すきまくん大ピンチ!!
昨日、始業開始後の午前9時頃、写真の自動ダボ打ち機が突然動かなくなった。全ての製品のダボ工程を一手に引き受けているので、工場の生産がストップの危機に!担当者が機械を復帰しようと何度も試みたがダメであった。頼みの綱の機械メーカーの専門家が来てくれず、本日出荷のトラック便をキャンセルするかどうかの判断も昼前ギリギリまで迫られた。緊急幹部会議で、手でダボを入れて何とか納期に間に合わそうという結論になった。写真は機械の横で手動でダボ打ちをしている女性作業員の姿である。今日は人員配置も変えて、緊急事態での生産となった。結局生産高は予定の63%に落ち込んだ。
4割の生産量の落ち込みのため、閑散とする出⇒荷待ち倉庫
【今朝9:30見事に機械が動き出しました!!】
良かった!良かった!これからみんなで頑張って生産量の落ち込み分取り戻すぞ!1月はフジイに土曜日の休みはありません。
ニトリの商品も作っていました。
数年前までニトリの製品も多く作っていました。組み立て式の洋服ダンス『リッツ』に始まり、隙間家具シリーズ、そして左写真のようなカウンター家具まで作りました。フジイの製品の流れと同じ流れでアイテムが増えていきました。最盛期には家具の売上の3分の1以上を占め、大和ハウス工業のシューズボックスからセミオーダーメイド家具【すきまくん】への移行期を支えてくれた取引でした。ニトリも海外への生産拠点の移行が進み、いよいよ全国の店からフジイの商品が消える時には、何とか【すきまくん】の売上が安定して、1人立ちすることが出来たタイミングでした。ニトリの取引がなかったら、すきまくんをゆっくり育てる時間の余裕がなかったでしょう。ニトリ様にはとても感謝しています。