引出8段+扉のチェストです。
高さ207cm×幅40cm×奥行56cmの大きさです。
パッと見た時、奥行きが深いのと引き出しが浅く8段もあるのが印象的でした。
引き出しの内部は高さ7cm×幅30cm×奥行45cmです。
特注家具は見慣れているのですが、今まで見たことのない形です。
特注家具の写真を撮っていると、仕上げ検品担当者の人が、これも特注ですよと教えてくれた。
???どこが?と思わず聞いたら、固定棚板の位置が違うということです。
通常はほぼ真ん中の位置に固定棚が1枚あり上下棚板が5枚づつ入るのですが、固定棚の位置を50cm程上に上げ、その下にパイプを取り付けています。
なるほど!
前板と扉が鏡面仕上げの黒木目です。
まるで高級キッチンのようです。
美しい黒木目が写真に撮ると、鏡のように写ってしまい、中々その美しさをお伝えできないもどかしさを感じます。
素材はこの特注だけに仕入れたものです。
カウンター下扉タイプの引き出し無しの特注です。
スリムすきまくんは45cmが標準では一番大きいのですが、これは幅60cm、引手なしで前板の下に手を掛けて引き出せるようになっています。
45cm以上の食器棚は扉の反りの問題もあって、基本的には2枚扉にしています。60cmもあればむしろスリムとは呼べませんが、60cm、90cm幅の食器棚はかつての主流商品だったので、得意分野の商品です。