歴史
黒田官兵衛が2年間過ごした篠丸城へ登る坂道をひたすら歩く。
頂上である1本松にはかつての城跡の位置を示した標識が立っている。
大河ドラマを見るまでは、この城跡に関する知識は何もなかった。
中学・高校で歴史を習ったといっても、何も知らなかったことに気づかされる。
情報過多の時代にも関わらず大事なこと、身近なことは何も知らない。
中国から家具が洪水のように輸入され始めた20年前も、当事者の私たちは何も知らなかった。
何故急に家具が売れなくなったのかわからず悩んだ日々。
多くの同業者が姿を消していった。
中国に旅行に行って初めて実態を知った。
テレビや新聞で知ることの出来なかった事実を垣間見た。
必要な情報をいかに知るか、簡単なようで難しい時代である。
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