停電の1時間半で思ったこと。この停電がどれくらいの規模でいつ復旧するのか全く分からない時点で言いようのない不安が駆け巡りました。会社の出荷のこと、家のこと・・・今の自分たちの生活は思っている以上に危ういものだと実感しました。つい半年前はマスクがなくなり駆け回っていましたが電気。石油、ガソリンとなるとマスクには比べ物にならないほどパニックになる。

そしてもう一つ思ったこと。今回の10万件の停電、テレビでの報道が皆無でこれが東京近辺で起こっていたら私たちはテレビで1日に数十回目にしていただろう・・・ということです。私たちは知らぬ間に偏った情報に左右されているのかも知れないという不安をおぼえました。

9人の人がいいね！と言っています

工場も停電の影響を受けていました。この日は会社を休んでる人が特に多い日で緊急体制が組まれていました。5時の出荷に合わせて急ピッチで生産している時に突然の停電。全ての機械と電子機器がストップしました。

出荷場には既に出発しているはずのトラックも複数台停まっていました。運転手さんもギリギリまで待ってくださるとのことで全員で出来ることを進めていました。4時半にやっと復旧！心配していた機械トラブルもなく急ピッチで生産体制に戻り出荷に間に合いました。

下の写真は電気が復旧したものの家具の仕上がりが遅れているのを呆然と見つめる梱包担当者です。

5人の人がいいね！と言っています

9月16日午後3時過ぎ町中を運転していたら急に全ての信号の電気が消えました。戸惑う車は進んで良いのか待つべきなのか2，3分立往生した後ソロソロと進み始めました。

この時は信号のトラブルだけかと思っていたのですが、実は兵庫県西播地区に起こった10万件の大停電の始まりでした

6人の人がいいね！と言っています