午前6時、町は再び濃霧に包まれていた。
いつも町の向こうに見える山が濃霧で見えない。今日こそ雲海が見れるかも・・・急ごう。
山裾に行くにつれて、霧が薄くなってきた。
ヤバイ!
霧は時間が経つにつれ上へ上へと昇っていく。下手をすると霧と一緒に山に登って山頂でも霧に包まれかねない。
急いで山道を登っていると下山する山仲間に遭遇。「雲海が見れる?」と聞くと「急いで!」とのこと。
痩せる目的にはピッタリのスピードで山頂へと急いだ。