すきまくん開発ストーリー

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変革のチャンス

変革のチャンス

「1cm対応のサイズオーダーのすきま家具作ってくれませんか?」
取引先の営業マンから連絡があったのは2005年のことでした。
居住空間の狭小化が取り沙汰される中、それはまさしくお客様の切実な声でした。
既製品家具を作り続けているといずれは海外製品との価格競争に巻き込まれてしまうのではないかと危惧していた社長は、これは会社が変われるチャンスだと感じていました。
特注家具や造作家具では高額になってしまう・・・、と言って一般に展示してある既製品家具では本当に欲しいサイズや機能が見つからない・・・。
そんな現実に立ち向かうため、工業製品でありながらオーダーメイド感覚で自由に選ぶことのできる収納家具を目指し、早速試作品の開発に取り掛かりました。

立ちはだかる大きな壁

立ちはだかる大きな壁

実際にやってみると、非常に難しい問題が山積していました。
今まで30名前後の人員で流れ作業的に生産を行なってきたのですが、すべての商品のサイズをオーダーで作っていくということは、今までの方法が全く通じないということになります。
現場は大混乱を起こしました。
さらに、生産数が大幅に激減し、採算が合わないという問題も出てきました。
商品として利益が出せないことで商品化は難しい状況に陥ったのです。

現場の改革

現場の改革

しかし弊社の社長はなんとか商品として世に送り出したいと現場の改革に乗り出しました。
まず固定観念を持たないやる気のある若手社員を積極的に採用し、トヨタ生産方式による改善に力を入れました。
若手社員の多くを改善研修に派遣し、力をつけた若手が中心となって現場の仕組みを大きく変えていきました。
改革当初は混乱し否定的だった人たちも若手社員のやる気と改善による効果を実感し、積極的に協力・改善に取組むようになりました。
小さな改善を積み上げていった結果、なんとか商品化の目処が立ち、本格的に始動することが決定しました。

すきまくん誕生

すきまくん誕生

そして2006年、ついに「スリムすきまくん」が発売、それから毎年新たなすきまくんが誕生し、現在ではシリーズ7作を世に送り出すまでになりました。
時代のスピードと変化を直視し、お客様の要望には常に耳を傾け、新たなすきまくんを生み出し続けたいと考えています。
居住空間に必要な収納家具すべてをすきまくんで満たすことができるまで、これからも収納の可能性を追求していきます。

すきまくん誕生から成長へ。

すきまくん誕生から成長へ。

2006年、ついに『スリムすきまくん』が発売。その後、年に1シリーズのペースで追加していきました。『ハーフすきまくん』『カウンター下すきまくん』『レンジすきまくん』『ワードローブすきまくん』『チェストすきまくん』『ブックすきまくん』『シューズすきまくん』『テレビすきまくん』の全9シリーズが完成。同時に、時代のスピードと変化を見据え、お客さまの要望に耳を傾け、価格変更せずに商品の改良も行ってきました。細部にまでこだわって使い勝手のよさを追求しながら、地震などの災害時にも棚が落ちにくいなどの工夫をこらし、常に使う人の声を聞き、目線に立って、より良い商品のバージョンアップに努めています。

進化&拡大を目指して。

進化&拡大を目指して。

そして現在、セミオーダーの『すきまくん』をさらに進化させたフルオーダーの世界へ踏みだし始めました。月100数本ほどの特注家具のオーダーがあり、種類、サイズ、素材、パーツなど全て異なる特注家具を既製品と同じラインで生産しております。より複雑な工程を要する特注家具を大量生産するための生産管理システムを日々更新しながら構築中です。今後は小売店経由での受注強化を図り、同時に工務店や建築事務所などからの受注拡大を目指します。居住空間に必要な収納家具すべてを『すきまくん』で揃えていただけるよう高品質な家具を適正価格でお届けしたいと思います。