Episode 01
はじまり
「1cm対応のサイズオーダーのすきま家具作ってくれませんか?」取引先の営業マンから連絡があったのは2005年のことでした。居住空間の狭小化が取り沙汰される中、それはまさしくお客様の切実な声でした。
既製品家具を作り続けているといずれは海外製品との価格競争に巻き込まれてしまうのではないかと危惧していた社長は、これは会社が変われるチャンスだと感じていました。
特注家具や造作家具では高額になってしまう。一方で、一般に展示してある既製品家具では本当に欲しいサイズや機能が見つからない。そんな現実に立ち向かうため、工業製品でありながらオーダーメイド感覚で自由に選ぶことのできる収納家具を目指し、早速試作品の開発に取り掛かりました。